8月に朝日新聞出版さまより刊行された「世界の日本語学習者が書いた〝素顔のニッポン〟」の全国高等学校への寄贈を、ライブラリー・アド・サービスでお手伝いさせていただきました。
9/2の朝日新聞夕刊にも記事が載っていましたよ!
36年間にわたって海外の日本語学習者を対象に日本語教材や季刊誌を発行、26回もの「日本語作文コンクール」を開催してきた大森和夫さん弘子さんご夫妻の集大成の本となります。
72カ国・地域の119人による作文や俳句が収められた、大森さんの情熱が詰まった一冊です。
記事によると、当時朝日新聞の記者だった大森さんが留学生を取材した際、日本人との交流の機会が少なく日本のことを知らないまま帰国してしまう留学生が多く、日本が嫌いになって帰国する留学生も少なくないという話を耳にして、留学生らがそんな気持ちを抱いて帰国してしまうのは「日本にとって大きな損失だ」と感じたことが活動のきっかけになったとのこと。私財を投じて「国際交流研究所」の活動をスタートされたそうです。
今回の書籍も製作されたものの大部分が高等学校へ寄贈されます。
高校司書のみなさん、たくさんの生徒に手に取ってもらえるようぜひぜひオススメください!
先生方、授業でもご活用いただけると思います!
そしてこちらの本、なんと電子書籍で全ページ読めるんですよ~!!こちらをクリック
大森さんご夫妻の活動についてはこちらのHPにも掲載されていますので見てみてくださいね。